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Home/Blog/冬物語 プロローグ

午前9時頃からチラチラし始めたかと思ったら

大きなボタン雪に変わって、みるみるTorchは白い世界へと。

 

枯れ泡立ち草やバラ線に張り付いた馬の毛、

そして馬たちの背中も白く降り積もって行きました。

けれど寒さはそれほどでもなく、湿気を帯びたちょっと重い雪。

午後には止んだけど、時間とともにどんどん気温が下がって

きっと今夜から氷となって行くことでしょう。

 

突然の積雪に大急ぎで馬房に寝藁を敷いて

馬たちがちょっとほっこりできるように

極寒の備えを取り急ぎ整えた後、

あったかいミルクティーで一休みしました。

 

本格的な冬景色。

雪は生活にさまざまな影響を及ばすため、

厄介な存在と捉えられることもあるけれど、

Torchを訪れてくださるお客様は

冬の雪を何より楽しみにしていてくださるので

雪は空からの贈り物としています。

 

Torchの景色を変えるこの一面の雪を見るたびに、

つくづく『雪が白色で良かったなぁ…』

と毎年思う管理人です。