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Home/Blog/山の水族館 幻の淡水魚『イトウ』

Torchから車で二時間半ほど北へ向かうと

焼き肉のまち 北見市があります。

その名の通り、極寒の二月には屋外での焼き肉イベントが大人気。

そして北見は日本有数のハッカ生産地でもあります。

 

北見の色んな見どころに加え、

めずらしい貴重な生き物に出会える場所があります。

『山の水族館』

ちょっと変わったネーミング。

ここにいるのが、北海道にしか生息しないサケ科の淡水魚『イトウ』です。

北海道の先住民族であるアイヌの人々には

イトウを神聖な魚として崇める文化がありました。

今では絶滅の危機となっているイトウ。

1メートル近くある大きな体で餌のアメマスを一飲みする様は

まさに北海道の主を見たようでした。

 

ここでは稚魚から大切に育てられ、その生態をずっと見守って研究されています。

 

そうした絶滅の危機から救うため私たちにできること…

釣りのことは全くわからないけど

むやみやたらに捕獲せず、水を大切にきれいに、

そして釧路湿原を緩やかに流れる蛇行した川が

ずっとたくさん残ることでこうしたイトウのような生き物がいのちを繋げていけるのかな。